周囲に好印象を与える姿とは

看護師の身だしなみについての教育は、病棟実習を行う前や入社したての時に受けます。そのポイントは、清潔感があること、派手で奇抜な格好にならないこと、健康的に見えることです。

清潔感に対しては仕事中にあらゆる物の汚れがユニホームに付くことがあり、不潔に見えやすくなります。
そして、重労働が続くと冬場でも汗をかきます。汚れや汗臭さは清潔感を感じさせないので、気になる時は勤務中で時間があればできるだけこまめに新しいユニホームに着替えたほうが良いでしょう。

そして、プライベートで奇抜な格好をしている人は、勤務中はメイクなどを控えめにした方が良いでしょう。社会人として仕事中は、あらゆる人に好感を持ってもらえる格好を意識するのがマナーです。
特に香水に関しては、病気で体の調子が良くない患者さんにとって刺激が強くなることがあります。香水の臭いのせいで、患者さんの調子を悪くするようなことはやめましょう。大好きな香りの香水は、勤務が終わるまで我慢です。

そして、健康的に見えることも大切です。奇抜なメイクも良くないですが、メイクを全くしないのも顔色が悪く見えるため逆効果です。
本当に体の調子が優れなかったとしても、それを悟られないようにすることも大事です。顔色を明るく見せるリップやチークを使い、いつも患者さんに明るく元気な笑顔を見せるように心がけましょう。

人それぞれの好みはありますが、その場の雰囲気に合わせることはとても大切です。そして、それが社会人のマナーです。
特に看護師は他の職業より人目を気にしなければならない職種ですので、仕事中は看護師として好印象を与える身だしなみを心がけましょう。